IPアドレスとサブネット
IPアドレスの基本
HTTPの仕組みがわかったら次はIPアドレスの話になって、 サブネットマスクとかまじで意味わからんかったからまとめます。
グローバルIPアドレス
インターネットに接続する機器が使用できるIPアドレスで、インターネット上でIPアドレスが重複してはいけません。そのため、グローバルIPアドレスは、IPアドレスの管理団体が厳重に管理しています。
IANAという特定の国に所属しない組織が世界中のIPアドレスを管理しています。
IANAから委託をうけて日本で使用していいIPアドレスを受け取り JPNICという日本のIPアドレスを管理する組織があり、 その下にNTTなどの一般家庭などにインターネットなどを提供している組織があります。
プライベートIPアドレス
インターネットに接続するのではなく、社内や家などで好きなように使えるIPアドレスのこと。
IPアドレスは基本はユニークで唯一無二のものなので、基本はかぶっては行けないものですが、プライベートIPであれば指定された範囲ないで好きなように値を割り振って良いとなってます。
かといって、プライベート内で重複したプライベートIPアドレスを振るとバグります。 同じ住所がいくつもあると届け物がどっちに届けて良いのかわからなくなるのと同じです。
プライベートIPアドレスの範囲
192.168.0.0 - 192.168.255.255
172.16.0.0 - 172.31.255.255
10.0.0.0 - 10.255.255.255
192.168.0.0 - 192.168.255.255
これはルーターでよく使うプライベートIPアドレスで、ルーターは192.168.x.xの番号をグローバルIPアドレスに変換しますよ。という機能を持っている。
ループバックアドレス
127.0.0.1
local hostでよく見るIPアドレスで、自分自身のPCを表す表記となっている。
127.0.0.0
から127.255.255.255
の範囲のアドレスがループバックアドレスとして確保されているのでその範囲内なら設定で変更できる。
IPアドレスの特定方法
IPアドレスはユニークな値が振られていて、人間でいう住所と同じです。
IPアドレスは192.168.0.1
みたいに番号で振られていて、人間が覚えにくいので名前をつけて、
番号と名前を紐付けることにした。
その紐付けをしたデータが登録されているのがDNSサーバー
です。
HTTPリクエストを送信したときにURL
を元手にかDNSサーバー
に照会を依頼し、登録されている
IPアドレス
を割り出し、そのIPアドレスのサーバーへリクエストを送信するという流れになっている。
IPアドレスの構造とサブネットマスク
IPアドレスには決まりがあり、
192.168.0.0 - 192.168.255.255
IPアドレスには、
ネットワーク部(ここのネットワークにいるよという住所)と
ホスト部(そのネットワーク内のこのPCだよとう住所)にわけられる。
このネットワーク部とホスト部の境目はどこやねん、というのを示しているのが、サブネットマスクなんです。
192.168.0.1/255.255.255.0は
192.168.0.1までがIPアドレス
/255.255.255.0がサブネットマスクです。
192. 168. 0. 1 IPアドレス 255. 255. 255. 0 サブネットマスク10進数ver 11111111.11111111.11111111.00000000 サブネットマスク2進数ver ピリオドでサブネットマスクとIPアドレスが対応していて、 サブネットマスクが255の部分がネットワーク部の範囲をしめしていて、 サブネットマスクが0の部分がホスト部をしめしていてます。 サブネットマスクをみて、ネットワーク部とホスト部の境目を見分けましょう。
特徴的なホスト部
ホスト部の番号で実は意味のある番号があります。
サブネット自体を示す
192.168.0.1/255.255.255.0 を例にすると 192.168.0.0/255.255.255.0 ホスト部の番号を「0」にすると、その個々のコンピュータではなくサブネット自体を示します。
ブロードキャストをする
192.168.0.1/255.255.255.0 を例にすると 192.168.0.255/255.255.255.0 ホスト部の番号を「255」にすると、サブネット内全体に配信ができる番号となっている。